点字体験講習1日目

「今日は視覚障害者のお出かけはこんなに危険があったりするんだよ。こうすればもっと楽になるよ」なんて感じのビデオを観ました。
その後、「目が見えない状態」を体験してみようってことで、アイマスクして、杖ついて、介助者の付き添いアリで、歩いたり、階段を降りたり、エレベーターに乗ったり。
この体験は短大が福祉科だったんで二度目でしたが、私の介助者が小学5年生くらいの女の子で、指示とかも声が小さかったりしたので、それで少し怖かった。

その後、いよいよ点字
点字って、ぽこっと点が浮き出た感じなのは知ってるでしょうか?
最近はビールのプルトップのあたりなんかにも付いてますね。
あれを作るためには、専用の器具に紙なんかをはさんで、キリみたいな器具で、えいやっ!と穴を開けるように押してやるんです。
それを裏返すと、ぽこっ!と点が浮き出る、という仕組みな訳です。
だから、字を書く時は(横書きしかありません)、普通左から右に向かって書いていくでしょう?
でも点字は右から左へと書いていくんです。
とりあえず、表を見ながらなら五十音と数字くらいなら打てるようになりました。
でも読むのは無理。
触ってもぜーんぜんわからない。
この講習の最終目的は「視覚障害者への理解を深めること」と「点字を打てるようになること」なので、まぁいいか。


ただねー、絵本お見てみたんだけどね、障害がなくても、あれはちびっ子は楽しいと思う。
浮き出た絵が描いてあって、「これ、なーんだ?」みたいな感じ。
普通の書店でも扱っているものもあるそうです。
機会があったら見てみるのも面白いかもよ。